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小学生・中学生はプログラミング教育で何を学ぶ?

 

プログラミングの授業とは?何を学ぶの?

「プログラミング教育」の必修化?学校では何を学ぶの?

 

「プログラミング」という科目ができるわけではなく、「学校教育の中で扱う題材にプログラミング的思考を取り入れる」というイメージが近い。

プログラミング的思考とは、プログラミングの概念にもとづいた問題解決の思考。目的の細分化を通して解決への最短となる道を組み立てながら課題にアプローチしていく考え方

 

「プログラミング的思考」とは?

2020年度からは小学生が、2021年度からは中学生が新たな学習指導要領の教科書で学習します。

「小学校プログラミング教育の手引」では「プログラミング的思考」について、以下のように定義しています。

自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが
必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたら
いいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に
近づくのか、といったことを論理的に考えていく力

出典:小学校プログラミング教育の手引(第二版)

「プログラミング」自体を学ぶというよりも、「プログラミング」を通じて「プログラミング的思考」を育むことを意図したものとなっております。

 

中学校、技術科におけるプログラミング

現在、中学校の技術・家庭において「情報」の領域でプログラミングに関連する内容を学習しております。

具体的内容は?

大阪市で採用されている「東京書籍」の技術分野の教科書を使って確認していきます。

「情報」の領域は63ページ分ありました。具体的内容は「コンピュータの基礎知識」「ITリテラシー」などの情報を扱うルールやマナーを学び、「webページの構成」を参考に、それらを使ったプレゼンテーションを紹介するなど、実務的な要素を含めた内容でした。

プログラミングに関する内容は?

HTMLやCSSなどは参考資料として、プログラミング言語の例としてCOBOL、Java、JavaScriptなど、より実務に近い形で紹介されていました。

 

プログラミング教育のこれから

2020年度から「大学入試センター試験」にかわり「大学入学共通テスト」がスタートします。
「大学入学共通テスト」では、数学・国語で一部、記述式問題が出題され、2024年度から文字数の多い記述問題の出題も検討されています。
今後は、パソコンなどコンピュータを使って出題・解答するCBT(Computer Based Testing)方式の導入も予定されております。

現状、社会においてパソコンを使う実務も多く、その必要性は今後も飛躍的に伸びると予想できます。そういう意味でも、プログラミングを通して「コンピュータの基礎知識」や「ITリテラシー」を学びながら、論理的思考力・プレゼンテーション力がつけられる機会ができることはいいのではないでしょうか。

これからは、今までのように知識を増やし利用するだけではなく、知識を利用し論理的思考力をもとに創造していく能力が必要となってくるのかもしれません。

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